ビジネスサイト業界研究会
セミナーレポート
第2回 2008年7月31日(木)於:メビック扇町 外食業界
テーマ:新メニュー登場に、「安全・安心」は埋もれていないか?

調査企業12社[デニーズ(デニーズジャパン)、ロイヤルホスト(ロイヤルホールディングス)、すかいらーく(すかいらーく)、サイゼリヤ(サイゼリヤ)、ミスタードーナツ(ダスキン)、マクドナルド(日本マクドナルド)、モスバーガー(モスフードサービス)、ケンタッキー・フライド・チキン(日本ケンタッキー・フライド・チキン)、ドトールコーヒー(ドトールコーヒー)、スターバックス(スターバックスコーヒージャパン)、すき家(ゼンショー)、吉野家(吉野家ディー・アンド・シー)]のウェブサイトについての2008年5月、6月の調査結果をレポートしました。
まず、業界研究プロジェクトチームの福田高士が、いなかどっとコムの行っている調査方法と使用したキーワードを紹介。その結果を分析して傾向を表したグラフの持つ意味などを“セミナー受講前の基礎知識”として説明した後、調査結果の報告に移りました。
外食業界は業体が多岐に亘ることから、上記の12社を「ファミリーレストラン系」「ファーストフード系」「カフェ」「その他」(今回は、牛丼チェーン)に分類してウェブサイトのカテゴリーバランスを検証しました。
トピックスとして「食の安全問題」を取り上げ、牛丼チェーン・すき家のサイトを例にあげ、BSE問題に対応できているかどうかを見ていきました。そこには、外食業界によく見られる経営体制の落とし穴があったようです。
また、「外食 おいしい」のフレーズで「サイゼリヤ」が意外な「おいしい」効果を得た話など、業界マップ作成時の裏話が披露される場面もありました。
後半は、弊社代表石井研二が『外食業界のウェブサイトは、「ターゲット」と出会えているか?』と題し、集客だけでなく採用、起業、調達、IRなど多彩な“顔”を持つ外食産業ウェブサイトの特長を、「楽しい」「安心」「得がある!」の3点に絞り、マクドナルドと吉野家のトップページを見ながら、その3点がくまなく盛り込まれているのかを検証しました。
また、グーグル・アドワーズでの検索実数を見て、よく検索されているフレーズをウェブサイトに反映させるコツなども紹介しました。
ビジネスサイトの検証では、「大阪 食事」「食 安全」「テイクアウト」「誕生日パーティ」「レストラン ウェディング 大阪」で1位になった紹介ページを取り上げて検証しました。

講師:福田高士 プロフィール

福田高士(ふくだ・たかし)
1965年、兵庫県生まれ。
雑誌編集人、業界新聞記者などを経て2007年からいなかどっとコムでwebサイトアナリスト。
記者時代の経験から、食品や製菓業界の情報に強い。
中でも関西の和洋菓子業界については独自の情報アンテナを持つ。
また、プライベートでは釣りとバイクをこよなく愛し、特に釣りではプロ級の腕前を持ち、紙面をにぎわすこともしばしばである。
クールで熱い「プロ職人」である。
講師:石井研二 プロフィール

石井研二(いしい・けんじ)
1961年、神戸市生まれ。
『DODA』編集デスク、『Salida』副編集長を経て、通販カタログ企画、社史編集、アウトドア雑誌企画等、多数。
95年からウェブプロデューサー。当初からアクセス解析の手法を使って、さまざまな企業サイトの構築・運営を成功に導く。
1999年5月、有限会社いなかどっとコムを設立。ホームページ制作/コンサルティングとアクセス解析を行なう。
02年、アクセス解析サービス「サイトグラム」を開発・発売。年間12億ページビュー以上の解析を行い、多くの企業サイトにアドバイスを行なう「日本一のログ読み男」。05年からは、新しい解析サービス「スコアメイク」を展開している。
著書に『アクセスログ解析の極意』(2006年、秀和システム)、『アクセスログ解析の教科書』(2004年、翔泳社)などがある。